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パズル一番町

東京都千代田区一番町10-8 一番町ウェストビル5階

TEL.03-3556-1040

【たけブロ Vol.8】 とりあえず、やってみる。

皆さまこんにちは。パズル一番町です。

気が付けば6月も中旬・・・。梅雨入りとなり、肌寒い日と暑い日の繰り返しで体調管理が難しい時期ですね。
さて今回は、ご無沙汰しておりました「たけブロ」Vol.8の投稿です!
第8回目となる「たけブロ」は、『とりあえず、やってみる。』をご紹介させていただきます!

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こんにちは。パズル一番町運営会社、株式会社アンビシャス代表の小川猛志です。前回のブログから約一ヶ月経ってしまいました・・・。今回のブログは台湾オフィスから執筆しています。台北市、本日午前10時の時点で気温34度、湿度62%・・・汗。これでも湿度はいつもより低め(いつも大体70〜80%)。外にいるだけで汗をかく天候です。優しめのサウナです。笑

さて、今日のブログタイトルはなんだかよくわからないタイトルで始まってしまいましたが、この「とりあえず、やってみる」っていう感覚は、僕がいつも仕事をする上で心がけていることでもあります。

遡ること2011年3月。シェアオフィス「パズル」シリーズが芝浦で産声を上げた月です。
当時はまだシェアオフィス黎明期。都内にはいくつかのシェアオフィスやレンタルオフィスがすでにあったものの、だいたいが簡易的なパーテーションで個室に区切った超小型個室オフィスみたいなのが主流でした。そこにパズルは、真逆の発想を取り入れ、約100坪のフロアの半分を、間仕切りのないだだっ広いラウンジスペースにして、カウンターやテーブル、ソファなどを置いたオープンスペースにしました。今でこそ、このようなコワーキングスペース的な空間は当たり前になりましたが、2011年当時はかなり攻撃的な取り組みでした。
しかも・・・ピッカピカに完成した第1号パズルでしたが、そのわずか10日後に東日本大震災が起こり、内装はひび割れ、街から人がいなくなり、青ざめた記憶は未だに忘れられません・・・(実際10日間寝込みました、笑)。

シェアオフィス事業とは別に、僕の専門分野である不動産コンサルティング事業では、2013年頃から漠然と「なんか面白いことできないかなー」なんて考えていまして、ちょうどその頃不動産業界仲間の間でよく話題に上っていたのが「中国人とか台湾人とか、中華圏の投資家が日本の不動産いっぱい買ってるよね」という話でした。僕自身はそれまで接点がない世界でしたので、「ホントかなー」と眉唾で話を聞いていたのですが、この話題がヒントになって、「もしかしたらアジアでビジネス始めたら面白いかも?」と思いたちました。
本当かどうかわからない、だったら自分で確かめちゃえ!ってことで、香港やら台湾やらタイやらインドネシアやら、アジア数カ国に飛んでみました。そして、その中でも台湾に行ったときに、台湾に惹きつけられるような魅力に包まれ、その勢いで台湾に現地法人を設立してしまったのでした・・・。
カネなし、コネなし、情報なし。右も左もわからない状態での法人設立。当時のことを周りの人に話すと「キミ変態だね」みたいな顔をされることもたまにありますが(笑)、僕としては「まぁやってみるか。よくわかんないけど」くらいのノリでした。

パズルも場所は変わったものの、今年で8年目を迎え、台湾法人も紆余曲折ありながらも今年で5年目を迎えます。2016年には、日本でのシェアオフィス運営ノウハウと不動産業界ノウハウを融合させて、台湾では初となる「日本不動産事業会社に特化した不動産情報サロン」を台北市にオープンさせ、多くの日本不動産事業会社様にご活用頂いています。また、これも台湾初の「日本不動産情報専門フリーペーパー」も創刊し、台北市の飲食店などに設置してもらっています。

日々の仕事の中で、「なんかないかなー」「こんなことできないかなー」という思いは、とても大切です。それを「思い」だけに留めないで、周りの人に言いふらしてみたり、できるところから「ちょっとやってみるか」の勢いで動いてみることは、もっと大切です。人間って、そういうことに実は一番「ワクワク感」を感じる生き物なんだと思います。風呂敷を広げるくらいでちょうどよかったりします。やってみて、ダメそうだったら、やめればいいだけの話ですからね。

「とりあえず、やってみる。」この拙いブログを読んでいただいている皆様にも、ちょっとした「ヒラメキ」のきっかけになれば幸いです。一緒に「ワクワク」しましょう!
それではまた!

2019年6月19日 台北オフィスより 小川 猛志