こんにちは。パズル一番町運営会社、株式会社アンビシャス代表の小川猛志です。
先週土曜日に台湾から東京に帰ってきました。先週の台北市は比較的涼しく、東京に帰ってきたら東京のほうが暑いくらい・・・。
そして今日（9月30日）は台北市は台風上陸の恐れから、台湾特有の「台風休み」になり、会社も学校もお休みです。行政単位で台風休みの発表があるので、いわゆる公休ですね。日本人にはあまり想像できない制度です。

僕は職業柄、街を歩いていると建物を見るのが大好きです。もはやクセです。それは日本でも海外でも一緒で、初めて訪れる都市の場合、必ず滞在日程のどこか一日を使って、時には何十キロも歩きまわります。

アジアの都市をいくつも訪れ、たくさんの建物やビルを見てきましたが、アジアの主要都市の中でも日本の都市の建物は総じて、良く言えば「小綺麗」、悪く言えば「個性がない」ビルが多いなぁ、と感じます。もちろん、いくつかは奇抜なデザインの建物もなくはないですが、他のアジア各都市に比べてみると、やはりなんとなくそう感じてしまいます。

例えば最新のビルの代表例は渋谷にできた「スクランブルスクエア」を中心とする高層ビル街。とてもおしゃれで小綺麗ですが、奇抜さはあまりありません。

僕が毎月訪れる台湾、台北市。台北市で有名なビルと言えば「台北101」。
101階建て、509ｍという凄まじい高さであるのも特徴の一つですが、デザインも特徴の一つ。末広がりを表す数字「8」フロアごとに台形を逆さまにしたような箱を積み重ねたようなデザインで、これは竹の節を表しているとか。

また最近、この101の近くに超高級マンションができ、話題をさらっています。というのも、20階建てのこのマンション、1階から最上階まで各フロアがねじれ、最大90度、ねじれています！つまり、1階と20階で90度角度が違います。すごいですよね。建築したのはなんと日本のゼネコン、熊谷組です（台北101も熊谷組）。

タイのバンコクでも最近できた高層ビルが話題です。

「マハナコン」ビルは現在タイで最も高いビルとなり、その姿はまるでジェンガ？テトリス？のよう。ビルのところどころがくずれているような、とても奇抜なデザインです。僕も現地でこのビルを見た時、度肝を抜かされました。

ながらくデモが続く香港もまた、特徴的なビルが所狭しと建っている都市として有名です。香港ではビルそのもののデザインもさることながら、毎晩何十棟ものビル群が音楽とともに一斉にたくさんの光を放ち、壮大なイルミネーションショーが開催されます。日本では想像もつきません・・・。

その他、有名所ではシンガポールのマリーナベイサンズ、マレーシアのペトロナスツインタワーなどなど、アジアのビルはきらびやかでおしゃれなビルが多いですね。

それぞれの歴史的背景、育んできた文化、国民性、また法規制など、いろいろな要素が絡み合っての事情だとは思いますが、こうやって「不動産目線」で見ても、海外旅行の楽しみになるかもしれませんね！

では、本日のブログはこのへんで。
それではまた！

2019年9月30日　東京オフィスより　小川　猛志